中野という名を提案された薫。
どうして中野が嫌だったかというと、そりゃぁまぁ、単純に
会社に嫌いな人でいたからだよね！！
なんで嫌いな中野(勿論仮なんだけども全国の中野さんすみません)の名前背負って
記念すべき夜デビューをしないといけないのかしら。
と、とっさに思ってしまったが最後、知り合いにいる名前はなんだか気が引けてまいりまして…。
外森君(今後は通称の尾崎と呼ばせていただきますね)に関しては
なかなかの曲者で、本当に心を振り回されました。
勿論、尾崎は薫には興味がなく、ただただ友人として好いていてくれていた
のはわかっていたので勝手に振り回されている気になっていただけですが。
漫画にあったセリフ
「お前の顔が無理って言ってるだろうが！！」
は、会っていろんなパターンで好意を伝える度に尾崎に言われておりました。
いやはや20代半ばの自分を好いてる女にそんなこと言うなんて
とんでもねぇやつだな！笑
しかし彼に関しては我ながら男を見る目があったなと本当に思います。
今、この情報だけでは皆様の目には最低野郎に映っていることと思いますが…ふふ。
薫が今まで男として見てきた中で当時見る目があったなと自負できるのは3人です。
今となっては尾崎がどうしているのか全く分かりませんが、
そのうちの一人が仏。
結婚出来てマジでラッキーでした！間違いなく掘り出し物～！
尾崎ともう一人の方はいずれお話しすることがあるでしょう。
さて、最終的に源氏名を男の名前で統一した薫です。
(思い返せばこんなところにもメンヘラが潜んでいますね)
退院のち、夜の仕事を再開したときに改名いたしまして、
その際はちゃっかり一度はボツにした山田の名前を名乗ったのでした。笑
親にバレていたので改名の必要があったのはあったのですが、
その時には借金はもうなくなっており、
んなら、なんで夜の仕事に戻ったの？って話なんですが
それはくだらない自分のけじめだったので、また、別の機会にでも。
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